ふといい歌に出会ったので


"Computer Love" 以外、原曲で歌っていないところに歌詞を付けている。
それが、70年代の原曲と現代のこの曲とで対になるひとつの悲しい物語を想像させる。
平明かつ繊細なこのアレンジの歌詞をお聞きになれば、僕の想像したことがおわかりになるかと思います。
それがコンピュータと人とのインターフェースが未発達な時代に起きる一つの悲劇であることを。
もっとも、現在のコンピュータもまだまだ見るからに有限状態機械のひとつで、恋をするような個体というのは耳にしたこともないわけですが。まぁ、仮にAIの構成技術が極限まで高められたか、手塚治虫火の鳥』復活編のチヒロ・あるいはロビタのような存在がそこにいたと考えればよいわけでしょう。

でも、コンピュータ同士が自発的にグリッドで繋がっていったら、「ヒトリだけの世界」でもなくなるのかな。んな事をつらつらと。